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地価・市況

2018-04-20 00:00:00.0

既存M価格、東京23区の8割で新築時上回る

 (株)マーキュリーは19日、2015〜17年における東京23区の既存マンション市場分析結果を発表。2000年以降に分譲された新築分譲マンション(築1〜17年)の騰落率を算出した。調査エリアは、15年775、16年761、17年770。
 15〜16年にかけ、既存流通物件が新築時の価格よりも高騰したエリアは大幅に増加。特に20%以上上昇したエリアは135から205エリアに増え、1.51倍となった。16〜17年にかけても、20%以上の上昇エリアは増加しているが、205から232エリアと、増加率は1.13倍の緩やかな上昇。
 17年は、価格の下落率が20%未満のエリアは減少したものの、20%以上下落したエリアが昨年比で1エリア増。足立区・江戸川区・葛飾区等の城東方面を中心に下落傾向は継続しているが、全体では約8割のエリアで新築時価格を上回っていた。 地域別で最も高騰したのは「港区虎ノ門5丁目」(プラス113.5)、最も下落したのは「葛飾区東水元5丁目」(マイナス45.8)。最寄り駅別で最も高騰したのは「千代田線 新御茶ノ水駅」(プラス70.3)、最も下落したのは「埼玉高速線 南鳩ヶ谷駅」(マイナス26.3)。