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地価・市況

2016-04-20 00:00:00.0

首都圏の居住用賃貸成約件数、中古物件の不振で再び減少/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は20日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2016年3月期の首都圏居住用賃貸物件の市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、25万1,412件(前年同月比6.4%減)。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが2,591円(同1.3%下落)、賃貸アパートが2,173円(同0.3%下落)。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが9万1,300円(同2.1%下落)、賃貸アパートが5万9,300円(同1.7%下落)となった。

 成約件数は3万273件(同7.8%減)と再び前年同月割れ。中古物件がマンション(同7.7%減)、アパート(同8.9%減)と不振だったことが要因。地域別では、東京23区が1万2,458件(同6.8%減)。東京都下が3,000件(同3.8%減)、神奈川県が7,927件(同17.3%減)、埼玉県が3,478件(同4.0%減)、千葉県が3,410件(同8.1%増)と千葉県を除きマイナス。

 1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,623円(同1.3%上昇)と、2ヵ月連続のプラス。賃貸アパートは2,249円(同0.9%下落)と再びマイナスに。1戸当たりの成約賃料は、賃貸マンションが8万4,900円(同0.8%下落)と6ヵ月連続のマイナス、賃貸アパートは5万9,800円(同0.2%上昇)と4ヵ月連続のプラスとなった。