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2014-08-06 00:00:00.0

マンション引渡戸数減で営業赤字に/大京15年3月期第1四半期決算

 (株)大京は6日、2015年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日〜6月30日)は、連結売上高482億5,200万円(前年同期比29.9%減)、営業損失29億2,600万円(前年同期:営業利益12億8,300万円)、経常損失31億6,400万円(同:経常利益10億7,900万円)、当期純損失21億6,700万円(同:当期純利益88億9,900)。主力のマンション販売の竣工引き渡し戸数が減ったことが主因。また、前年同期は穴吹工務店の連結化による負ののれん発生益が計上されていたため、最終損失も大きくなった。

 不動産開発事業は、マンション引渡戸数が200戸(同501戸減)、売上高は55億4,500万円(同78.0%減)となり、営業収入は76億3,300万円(同73.2%減)、営業損失30億7,600万円(同:営業利益7億4,600万円)となった。なお、マンション既契約残高は2,780戸、1,015億9,000万円(前年同期末比379戸減、5.2%減)。

 不動産管理事業は、管理受託収入は200億7,000万円(前年同期比1.5%増)と堅調だったが、請負工事が消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動で109億4,200万円(同7.3%減)。マンション管理受託戸数は51万8,737戸(同6,160戸増)。営業収入は329億4,800万円(同1.7%減)、営業利益は8億7,000万円(同45.5%減)となった。

 なお通期では、連結売上高3,300億円、営業利益190億円、経常利益178億円、当期純利益135億円を見込んでいる。