2014-06-16 00:00:00.0
両親を尊敬している20歳代、7割以上/オウチーノ総研調査
(株)オウチーノは13日、「『両親』に関するアンケート調査」の結果を発表した。20〜29歳の未婚の男女372人を対象に、インターネットでアンケートを行なったもの。
「父親を尊敬しているか?」という質問では、「尊敬している(『少し尊敬している』を含む)」が73.7%となり、7割以上の人が父親を尊敬していることがわかった。その理由としては、「自分を犠牲にして家族のために働いてくれているから」という意見が最も多く、次に仕事での成功を挙げる声が多かった。
一方、「尊敬していない(『あまり尊敬していない』を含む)」(26.3%)と答えた理由としては、「父親らしいことをしてくれなかったから」など、父親としての役割を果たしていないからという意見が多くみられた。
「母親を尊敬しているか?」という質問については、86.3%が「尊敬している(『少し尊敬している』を含む)」と回答。尊敬している理由としては、「毎日家事をしてくれるから」という意見が最も多く、次に「自分を生んで育ててくれた」という意見が続いた。
一方、「尊敬していない(『あまり尊敬していない』を含む)」(13.7%)と答えた人は、その理由として性格に難があることを挙げた人が多かった。
男女別にみると、男性で父親を尊敬している人は75.9%、母親を尊敬している人は86.0%となり、女性で父親を尊敬している人は71.6%、母親を尊敬している人は86.7%と、いずれも父親よりも母親を尊敬している割合の方が高くなった。
「学生時代から父親・母親を尊敬していたか」という質問に対しては、父親を尊敬していた人が52.2%だったのに対し、母親を尊敬していた人は72.4%と、両者間に20.2%もの差が生じる結果となった。
尊敬していなかったと答えた人は、父親が19.9%、母親が7.1%となった。
「両親のようになりたいと思うか」という質問では、40.3%が「なりたい」と回答。また、7.8%が「父親のようになりたい」、23.9%が「母親のようになりたい」と答えている。
父親のようになりたい理由としては、仕事に対する姿勢を見習いたいという意見が多く、母親のようになりたい理由としては、人間性に関する意見が多く挙げられた。
一方、「両親のようにはなりたくない」(28.0%)と答えた人は、その理由として自分の個性を尊重する生き方をしたいという意見が多かった。