（株）不動産経済研究所は16日、9月の近畿圏マンション市場動向を発表した。

　同月の近畿圏マンション発売戸数は1,981戸（前年同月比1.2％増）。月間契約率は72.6％（同6.4ポイントアップ）。

　1戸当たり平均価格は3,486万円（同10.7％増）と2ヵ月連続のアップ、1平方メートル当たり単価は49万6,000円（同3.5％増）と2ヵ月ぶりのアップとなった。

　即日完売物件は、「プラウド南田辺 1期」（大阪市東住吉区、60戸、平均価格3,466万円、平均1.2倍、最高3倍）など、10物件211戸。

　9月末時点の販売在庫数は、8月末比で152戸増の2,690戸。

　なお、10月の発売戸数は2,300戸程度の見込み。