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統計

2012-05-24 00:00:00.0

住宅取得時の環境意識、77%が「重視する」と回答/東急住生活研究所調査

 (株)東急住生活研究所はこのたび、第1回「住宅・商業・リゾート施設選びにおける消費者の環境意識」調査の結果を公表した。

 同調査は、首都圏および近畿圏在住の20歳以上の男女2万8,106人を対象に2011年10月15〜16日の期間、インターネットによる調査を実施したもの。

 これによると、「環境問題に対してどの程度取り組んでいるか」を聞いた問いでは、「積極的」が5.2%。「ある程度」との回答が54.5%と過半数を占め最多となり、あわせて約6割が取り組んでいることが分かった。

 住宅取得時の環境意識については、「住宅を購入する際に環境配慮をどの程度重視しますか」との問いに、「重視する」との回答が77%を占め、高年収ほど環境を重視していることが分かった。
 一方、「住宅購入する時どの事柄を重視しますか」の問いに対しては、“地盤などの安全性”(61%)、“制震・免震などの耐震性能”(59.3%)、“デザインが良いこと”(31.9%)などが“環境配慮”を上回る結果となった。

 また、オフィスワーカーの環境意識については、オフィスビルの環境取り組みに対する積極肯定派は32%となったものの、賃料アップについての積極肯定派は8%にとどまった。